ジルコニアは歯科修復材料として優れた特性と同時に、不安定な一面も併せ持っています。そのため、こちらではジルコニアから製作する補綴物の種類と、素材としてのジルコニアの特性と管理について説明いたします。
ジルコニア補綴物の種類
セラミックの一種であるジルコニアを使用して製作する補綴物には、次のような種類があります。
フルジルコニアクラウン
冠の内側にも外側にも金属を一切使用せず、ジルコニアのみで製作する白い補綴物です。金属アレルギーにお悩みの患者様にもお使いいただけます。色味がジルコニアボンドやe-maxに比べると劣るため、前歯にはあまりおすすめしていません。
ジルコニアボンド
ジルコニアで製作した冠の表面にセラミックを焼きつけた補綴物で、ジルコニアセラミックとも呼ばれます。フルジルコニアよりも細かな色の調整が可能で、自然な透明感が出せます。
ジルコニアの管理
素材としての特徴
ジルコニアは、温度変化によって結晶構造に変化を起こします。常温であれば単斜晶ですが、温度が上昇すると正方晶、立方晶へと変化していきます。また、結晶構造の変化に伴い体積も変化するため、温度昇降が繰り返されると最終的には壊れてしまいます。
このような特性を持つジルコニアは、希土類酸化物(酸化カルシウム・酸化マグネシウムなど)を添加することで、その結晶構造を安定化させられます。
管理するうえで気をつけるべき点
歯科修復材料として使用されるジルコニアは、安定化を図ったジルコニアの中でも、室温で正方晶が100%近くに安定化したものがほとんどです。通常のジルコニアよりは温度変化に強いものの、絶対的な耐性があるわけではありませんので、温度変化をはじめとする保管環境に配慮しています。
東京都八王子市の歯科技工所NEW GATEは、フルジルコニアクラウンを製作しています。適応症例としては、インプラント上部・単冠・ブリッジなどです。八王子市以外のエリアについても、郵送にて迅速に対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
デジタルデータのやりとりで、納期を短縮することも可能です。八王子の歯科技工所NEW GATEでは、素材を適切に管理することはもちろん、患者様の満足度向上に貢献できる技工物をご提供いたします。
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会社名 | NEW GATE |
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代表者 | 田中 理史 |
住所 | 〒193-0932 東京都八王子市緑町291−5 SUGIマンション101 |
電話番号 | 042-699-1959 |
URL | http://www.starnewgate.com/ |
取り扱い製品 | CAD/CAM冠 フルジルコニア e-max ハイブリッドセラミック |